サイバーセキュリティシンポジウム道後2025
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じ軍Cyber Security Symposium in Dogo 2025Cyber Security Symposium in Dogo 2025 一般財団法人 日本サイバー犯罪対策センター 【講師】ざわさくら14:00~(20分)14:50~(40分)講演①‒2特別講演771988年警察庁入庁。富山県警察本部長、内閣情報調査室審議官、警察庁総括審議官等を経て、2022年8月警備局長で退官。テロやサイバー攻撃等に対する情報収集分析や対策、災害対策、大規模警備等を担当する警備部門を中心に、刑事、生活安全、交通等の分野や組織管理部門のキャリアを積んだ。特に、アメリカ同時多発テロ事件以降は、インドネシアでの大使館勤務や我が国の国際テロ対策・インテリジェンスの中核ポストを務めた。2023年1月から現職。静岡大学情報学部客員教授。エンジニアのキャリアを経て、セキュリティ専門家としてヤフー株式会社、株式会社ミクシィ、楽天株式会社などでセキュリティ向上に寄与する。 各組織でCSIRTチームの構築や、M&A時のデューデリを含む各種アセスメント、セキュリティ施策の設計・運用など、セキュリティ分野において15年以上の経験を持つ。2015年にサイバーインテリジェンスに出会い、強い感銘を受け、サイバーインテリジェンスを日本に広めていく決意を持ってマキナレコードを創業。JC3は、サイバー空間の脅威が深刻化する中、事後的に防護措置を講ずる受け身の対応を変え、産学官(警察)それぞれが持つサイバー空間の脅威への対処経験を集約・分析した情報を組織内外で共有し、脅威を特定、軽減及び無効化するための活動に貢献することを目的として、10年間活動してきました。日頃は、金融犯罪対策、eコマース対策、情報流出対策、脅威情報、マルウェア解析、国際連携等の各グループで活動していますが、今回の講演ではその中で得られた様々な脅威に関する情報や対策のためのノウハウをご紹介します。昨今、サイバー攻撃の高度化や複雑化に伴い、「サイバーインテリジェンス(脅威インテリジェンス)」や「能動的サイバー防御」への注目が急速に高まっています。こうした背景を踏まえ、本講演では、インテリジェンスを活用した予防的対策や迅速な対応力強化の必要性と、具体的な方法を紹介します。また、リスク管理を超えた競争優位性の確立や経営への貢献についても考察し、事業継続と成長を支える新たな視点を提案します。株式会社マキナレコード 代表取締役【講師】 櫻 澤 健 司 祐 一 氏 介 氏けんぐんゆういちすけサイバー空間の脅威の情勢とJC3の主な活動~産官学の連携の現場から~サイバーインテリジェンスが事業継続にもたらすもの3月7日㈮ 講演

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